資本政策の管理・シミュレーションを行うことができます。
こちらのページでは、【株主名簿と連携させ】資本政策を作成するまでの手順について説明します。
FUNDOORの資本政策の仕組み
資本政策表には以下のように、現在と未来の事象が存在します。
すでに発生している事象(例:〇月〇日普通株式発行など)
シミュレーションしたい未来の事象(例:〇年〇月時点でSOを発行した場合など)
FUNDOORで資本政策機能を利用するためには、
現在と未来の事象に対してそれぞれ「イベント」を作成して、資本政策表に反映させる必要があります。
【ステップ1】設立時の株価を入力し、「設立ラウンド」を作成
「株主管理」タブから「資本政策」をクリックします。
設立時の株価を入力し、「設立ラウンドを作成」をクリックします。
※株主名簿に登録がない場合は、以下の画面が表示されます。
連携を行う場合は、株主名簿への株主の登録が必要なため、登録を行ってから資本政策の作成をお願いいたします。
なお、株主名簿の作成方法については、「 【事業者】株主名簿機能の使い方」の各ページをご確認ください。
設立ラウンドが作成されたことを確認ください。
【ステップ2】実施済み(過去)のイベントを追加
💡ケーススタディ~「2024年12月17日に発行した株式」に関するイベントを追加するには?
💡ケーススタディ~「2024年12月17日に発行した株式」に関するイベントを追加するには?
資本政策表に「すでに2024年12月17日に発行した株式」に関して反映させたいとします。
その場合、「資本政策」の画面右上の「新規イベントを作成」からではなく、
「株主名簿」の「名簿を編集する」>「イベントの追加・編集」の順にクリックします。
赤枠部分に、
株主名簿に登録している「株式発行日(付与日)」と「調達時期」を一致させ、登録します。
(一致させることで株主名簿と連動した資本政策表が作成できます)
※青枠部分は、「資本政策表に反映されるイベント」が表示されます。
登録後、資本政策表に「「すでに2024年12月17日に発行した株式」に関する「シード」というイベントが資本政策表に表示されます。
💡よくある質問
Q:イベントとは?
Q:イベントとは?
A:以下のような発行を行っている場合、
資本政策にその事象を反映させるために「イベント」を作成します。
〇年〇月〇日に普通株式発行
〇年〇月〇日に種類株式発行
〇年〇月〇日に第一回有償新株予約権発行
〇年〇月〇日に第一回ストックオプション発行
■株主名簿関連
発行株式発行の追加(普通/種類株式の追加):手動でイベント作成必要
株式譲渡:自動
株式分割:自動
株式併合:自動
自己株式の取得:自動
■新株予約権原簿関連
新株予約権の追加:手動でイベント作成必要
新株予約権の行使:自動
新株予約権の異動(譲渡/自社取得/消滅など):自動
■SO管理関連
ストックオプションの追加:手動でイベント作成必要
ストックオプション発行の異動(譲渡/自社取得/消滅など):自動
Q:イベントの新規追加時に「調達時期はすでに存在します」というエラーが表示される
Q:イベントの新規追加時に「調達時期はすでに存在します」というエラーが表示される
【ステップ3】シミュレーション(未来)のイベントを追加
「資本政策」画面、「新規イベントを追加」をクリックします。
資本政策の種別を選択し「つぎへ」をクリックします。
資金調達の手段を選択を選択し、「つぎへ」をクリックします。
ラウンドの基本情報を入力し、「つぎへ」をクリックします。
今回のラウンドでの条件を入力し、「つぎへ」をクリックします。
「割当株主を追加」から割り当てる株主情報を入力し、「つぎへ」をクリックします。
【ご注意事項】
未割り当て株数と新規発行株式数に差がある場合は次へ進めません。
割当株主の追加や調達株数を調整してください。
イベントが追加されます。
続けてイベントの追加を行う場合は、1.~の手順を繰り返してください。
誤って登録したイベントを削除・修正する
1.「株主名簿」>「名簿を編集する」>「イベントの追加・編集」をクリックします。
2.作成済みイベントの編集や削除も同画面にて操作できます。
説明は以上でございます。
ご不明点がある場合は、画面右下のチャットよりお問い合わせください。